Java初心者のための基本文法(その2)
Java入門条件分岐・繰り返し編
こんにちは、今回は条件処理と繰り返し処理について紹介したいと思います。
・条件処理
条件処理はif文とswitch文の2種類があります。 まずは、if文から紹介したいと思います。
if (num == 1) {
System.out.println("numは1です。");
} else if (num == 2) {
System.out.println("numは2です。");
} else {
System.out.println("numは1と2以外です。");
}
numの値が1の場合、"numは1です。"が出力される。
numの値が2の場合、"numは2です。"が出力される。
numの値が1・2以外の場合、"numは1と2以外です。"が出力される。
if文はプログラムを作る場合は、必ず使うものなので覚えるようにしましょう。
上のif文にさらに3の場合、4の場合と条件を追加したい場合else ifを追加してもいいのですが、 そういう場合はswitch文を使うとスマートに書くことができます。
switch (num) {
case 1:
System.out.println("numは1です。");
break;
case 2:
System.out.println("numは2です。");
break;
case 3:
System.out.println("numは3です。");
break;
case 4:
System.out.println("numは4です。");
break;
default:
System.out.println("numは1~4以外です。");
break;
}
breakと言うものが各case毎に書いているがこれがないと、下のcaseまで実行してしまうので 必ず書くようにしましょう。(意図的に書かない場合もある。)
・繰り返し処理
繰り返し処理はfor文とwhile文とdo~while文があります。 まずは、for文から見ていきましょう。
for (int i = 0; i < 10; i++) {
System.out.println("現在のiの値は" + i + "です。");
}
これでiの値が0~9まで1づつ増加しながら、for文内を繰り返すという意味になります。
次はwhile文です。
int i = 0;
while (i < 10) {
System.out.println("現在のiの値は" + i + "です。");
i++;
}
これの結果は上のfor文といっしょになります。 これは、while文との()内の条件式が真であるかぎり、実行すると言う意味です。
続いて、do~while文です。
int i = 0;
do {
System.out.println("現在のiの値は" + i + "です。");
i++;
} while (i < 10);
これも先ほどと結果は同じになります。
基本的にはwhile文と同じなのですが、 違いはwhile文は最初にiが10以上だと1回も実行されないのですが、 do~whileだと1回は実行されます。
今回は条件処理と繰り返し処理について紹介しました。
基本的にどちらともプログラミングするうえでの基本中の基本なので、
使いこなせるようになりましょう。
以上